2022年12月22日

金ちゃん ありがとう・・

金魚の金ちゃんが昨夜に亡くなりました。
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みんなに囲まれながらの最後でした。
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1週間前くらいから急に食欲が無くなり、
すこしおかしいな・・と思い、
毎日気にかけていました。
「金ちゃん、元気ですか〜?」と私が手を振ると、
なんとか手(胸ビレ)を振って必死に応えてくれました。
数日前からは全くご飯も食べなくなって
呼吸するのも苦しそうになっていました。
でも・・私には早くに楽にさせてあげることが出来ませんでした・・
本当にごめんなさい・・・

金ちゃんは2019年5月4日に我が家に来ました。
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とても綺麗で可愛いい琉金の子供でした。
一目ぼれして即買いした金魚でした。
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まだ金魚の水槽も小さかった頃でした。
ご飯もパクパク食べてとても元気な子でした。
ただ、先天的にすこし疾患があったのか、
ご飯をたくさん食べても、
他の金魚のようには体が大きくはなりませんでした。
後から入った金魚たちに体格では、
すぐに追い越されてしまいました。
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そして昨年の4月終わりごろには転覆病になってしまい、
しばらくみんなと隔離して治療を続けていました。
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体の丸い琉金などに多く発症する転覆病で、
いろんな薬とか治療法を試してみたのですが、
どうしても転覆病を治してあげることが出来なくて、
しばらくすると完全に沈むようになってしまいました。
それでも元気で食欲もあったので、
みんなのいる水槽に戻してお世話を続けてきました。
浮きエサは食べられないので、
金ちゃん用に沈下性のエサを食べやすいように
口元まで毎日届けてあげました。
目がとても良い子だったので、
遠くで私がガラスペンのペン先研磨をしていて、
私と目が合うと必ず元気に手を振ってくれました。
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「頑張れ〜!!」って励ましてくれているようでした。
私も作業の手を止めて手を振り返すと、
また嬉しそうに元気に手を振り返してくれました。
私が仕事中はずーっと私のことを見ていました。
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目がパッチリしていて、
ほんとに穢れのない優しい目をしていました。
お客さんが来た時もお客さんが金ちゃんを見つけると
手を振って応えてくれていました。
ほんとに優しい心の金魚でした。
金ちゃんには私自身が毎日癒されていました。
それが当たり前の日常でした。
そんな金ちゃんが死んでしまいました。
いつか来ることだと恐れていましたが、
とうとうお別れする時が来てしまいました。
転覆病になってからは、
自由に泳ぐことも出来なくなってしまい
楽しくない日々が長く続くことになってしまい
本当に可哀そうなことをしてしまいました。
最後はウロコが取れてしまい皮膚が露出してしまいました。
とても痛かっただろうと思います。
ほんとに辛い思いをさせてしまい、ごめんなさい。
金ちゃんは私にとって特別な想いのある金魚でした・・
おかしいかも知れませんが、
心が通い合っていた唯一の金魚さんだったと思います。
もう自由に泳げなくて辛い思いをすることも無いので、
天国で安らかに眠ってください。
およそ3年半の短くて至らないお世話しかできませんでしたが、
私は本当に金ちゃんのお陰て楽しい日々を過ごさせていただきました。
心からありがとうございました。
きっと自由に泳げる天国へいってくれたと思います。
もう私がガラスペンの仕事をしていて、
手を振って励ましてくれる金ちゃんの姿を
見ることはできません。
当たり前だった日常は、もう戻ってきません。
本当に悲しくて寂しいです・・
金ちゃん、いままで本当にありがとうございました。
どうか安らかに、合掌・・・
posted by kasho at 07:38| 日記