ガラス工房　STUDIO 嘉硝　BLOG

１か月ほど前に壊れてしまった
電気炉チリペッパーの修理パーツが
ようやくUSAから届きました。

温度センサーの熱電対です。
電気炉にとってとても重要な部品です。
これが長年のハードな使用で、
先月とうとう切れてしまったのです。
早速コントロールボックスを開けて
基盤に接続します。

純正部品なのできれいに収まりました。

電源を入れてみます。

バッチリ正常に起動しました。
いつもの定位置に戻して
早速ソーダガラスペンの制作に使用しました。

このチリペッパーは９月にリレーが壊れて
１１月に熱電対が切れました。
これで２度目の修理復活です。
またこれからもハードな使用しますが
まだまだ現役で頑張ってもらいます。
頼りにしていますので、
ヨロシクお願いします。

最近は硬質ガラスペン作りが主流になっていて、
久しぶりのソーダガラスペン作りです。
硬質ガラスとソーダガラスでは、
ガラスの硬さが全く違うので
酸素バーナーや工具もすべて交換しての作業になります。
加工する力加減も変えなくてはいけませんが、
ソーダガラスの方がキャリアが長いので、
手の感覚はすぐに戻ることができます。
まずはペン軸作りです。

今回は新作の銀河ガラスペンです。
星が光るイメージで蓄光材が入っています。

４種類のヘキサゴンガラスペンができました。

それぞれをパッケージに詰めて完成です。


次は久しぶりにソーダガラスペンを作ります。

ヘキサゴンガラスペンを作っています。
まずは成形したガラスペン軸に、
ペン先の種類をレーザー彫刻していきます。

極細のExtra Fineがきれいに刻印されています。

ペン先を付けていきます。

Extra Fineのペン先は一番細く繊細なので
ペン先を付ける際にもとりわけ気を使います。
続けて他のペン先も作っていきます。

ペンレストの焼成が終わりました。

きれいに焼けています。
型から外して洗浄します。

可愛らしい色合いのペンレストができました。